東方砲玉伝〜the Story of Touhou Cannonball.(前編)
この記事はGUTアドベントカレンダー2019に参加しています。
序
こんにちは。ブルーホワイトです。
東方キャノンボール(以下東方CB)のリリースから約2ヶ月半が過ぎ、その結果自分のタブレット使用時間とTwitterを見る頻度が跳ね上がった。おかげで時間が溶けまくって仕方ない。ロストワードやったら絶対時間死ぬやつじゃないですか!やだーーー!
自分の近況紹介はさておき、今回はその東方CBについて色々話していきたいと思う。書きたいことが多すぎてかなり長くなるがしばらくお付き合い頂けるとありがたい。ミョン「ジャアイイデス」
1.概説
東方CBとは、今年の10月1日にリリースされた東方の二次創作スマホ向けボードゲームだ。サイコロを振ってボードを巡り、キャノンボール(以下CB)と呼ばれる通貨を集めてクリア条件を満たすのが主な目的となる。ゲーム性は桃鉄に似ているか。
性能の異なる様々なキャラがCV・Live2D付きで登場し、イラストやBGMも盛り沢山と、ライト層から東方ファンまで楽しめるようになっている(あくまで個人の感想)。無課金で十分遊べるが、勿論課金要素もあるし、ガチャもある。
2.ゲームシステム
基本ルール-レッツキャノンボール!-
基本的に、東方CBでは
・リーダー1人
・使用したいキャラ3人
・他プレイヤーから借りられるお供1人
から成るボードチームを編成し、AP(5分で1回復するスタミナ)を一定量消費してクエストに挑み、キャラ毎に設定された特性や一定ターン経過で使えるようになる切札を駆使して、設定されたターン数制限内のクリアを目指す。
この内、リーダーはボイスを聞けたりモーションが見られたりするだけでほとんどゲームに介入しないので、好きなキャラを選ぼう。私は今、フランちゃんを入れている。可愛いよフランちゃんウフフ
マップ上で止まれるマスには様々なものがあり、
・CBをもらえるプラスマス(上マップの青色のマス)
・CBを失うマイナスマス(上マップの赤色のマス)
・護符と呼ばれるアイテムカードを獲得できる護符マス(上マップの黄色のマス)
・護符をCBで売買できる護符店マス(上マップの茶色のマス)
・購入すると2ターン毎にCBボーナスが得られるシンボルマス(上マップの建物があるマス)
・後述する弾幕バトルで減ったHPを回復するHP回復マス(上マップの緑色のマス)
・後述の様々なマイナスイベントを発生させるスロットマス(スロットが描かれたマス。上マップにはない。ストーリークエスト9編から登場)
・繋がっている別のワープマスにワープできるワープマス(同心円が描かれたマス。上マップにはない。ストーリークエスト10編から登場)
等がある。
プラスマスやマイナスマス、護符マス、HP回復マスはルーレットで選ばれるので、ある程度の目押しができる。また、シンボルにはレベルが3段階存在し、レベルが高い程購入価格とCBボーナスが多くなる他、他プレイヤーのシンボルは3倍の値段で買収できる。
クエストには物語と共に進行するストーリーと曜日ごとに内容が変わるエクストラ、期間限定で追加されるイベント、後述のマルチプレイの4種類がある。
ストーリー・エクストラ・イベントのそれぞれのクエストにはNormal、Hard、Lunaticの3つの難易度が存在し、難しくなる程COMのボード性能やAIの賢さ、弾幕バトルのエネミーのレベル、もらえる報酬のレア度が上昇し、ターン制限が短くなる他、総資産ルールではクリアに必要なCB数も上昇する。
また、それぞれのクエストにチャレンジ項目があり、これを達成したり、初めてクエストをクリアしたりするとガチャで使える砲石がもらえる。
更に、ボード画面の左上にあるキャラアイコンを短押しするとそのキャラがいる場所にカメラがズームし、長押しするとステータス情報を確認できる。
バトル要素-出目勝負と弾幕バトル-
また、出目勝負と弾幕バトルという2つのバトル要素がある。
出目勝負
出目勝負はキャラが同じマスに止まった時に起こり、サイコロを振って出た目の合計値が多い方が相手を1回休みにしたり、相手のCBやシンボル、護符を奪ったりできる。
ステータスの1つである出目勝負力の合計値が多い程振るサイコロの数が多くなる他、護符や切札、ランダムに起こるボードイベントによってサイコロ数や出た目の合計値が変化する。
また、返り討ちにされるとそのマスで受けるはずだった効果も受けられなくなり、そこで自分のターンが終了する。これは逆も然りである。
弾幕バトル
弾幕バトルとは、通常のマスに付加されるバトル地点(マップの陰陽玉模様が付いているマス)に止まると発生する、NPCとのオートバトルだ。
バトルで使用するキャラはボードで使用するキャラとは別で編成できる。
キャラ毎にHP、通常攻撃力、素早さが設定されており、素早さが大きい順に攻撃する。基本は通常攻撃力の数値がそのまま相手に与えるダメージになり、先に相手の全キャラのHPを0にした方が勝者となる。下段のアイコンで中央側の端(自チームは左端、エネミーは右端)にいるキャラが一番素早さの大きいキャラだ。
時々グレイズ(攻撃回避・ダメージ0)やクリティカル(ダメージ増加)が発生する。また、攻撃を与えたり受けたりするとSP(弾幕バトル画面右端の黄色のバー)が貯まり、一定量に達すると回避不能のスペルカードが打てるようになる。
また、キャラごとにロール(バトルチーム編成画面のキャラ上部の凹凸マーク)を設定でき、凸ロールのキャラは凹ロールのキャラよりエネミーから狙われにくくなる他、特性が若干変化する。全員凹または全員凸の場合は狙われやすさは全員同じになる。
更に、状態異常も5種類存在し、それぞれ
・毒:ターン終了時にダメージ(3ターン継続)
・混乱:確率で行動不可(2ターン継続)
・封印:スペルカード使用不可(2ターン継続)
・暗闇:確率で通常攻撃がミス(2ターン継続、SPが互いに増えない)
・麻痺:行動不可(1ターン継続)
がある。ターン終了時にカウントが進むので、毒以外は素早さの大きいキャラで付与させよう。
また、弾幕バトル画面左上のポーズボタンではお互いのスペルカードを確認したりリタイア(敗北扱いになる)したりすることができる。
弾幕バトル画面右上のボタンはオートモードボタンであり、ONにしているとエネミーへの通常攻撃がばらけ、SPが貯まるとスペルカードが自動で発動する。
OFFにするとエネミーのキャラアイコンを押すことでターゲット(弾幕バトル画面の桃色の照準マーク)を設定でき、スペルカードも任意で発動できる。ON状態だと敗北してしまうこともあるため、図のようにOFFにしてしっかりターゲットを選ぼう。
この弾幕バトルで勝つとCBを獲得できる。また、スペルカードを発動させたり、戦闘不能者が出なかったりするとボーナスで獲得CBが増える。
放浪キャラ-妨害の最凶トリオ-
放浪キャラというお邪魔キャラ(桃鉄でいう貧乏神)も存在し、鍵山雛・依神女苑・依神紫苑の3人の内1人が一定ターン経過で出現して、一定ターン経過で退出するまで近くにいる自分と他プレイヤーを妨害する。
放浪キャラの周囲には紫のオーラが発生し、放浪キャラが移動した後にこのオーラ内の紫のもやがかかったマスに入っていると能力が発動する。
他プレイヤーと同じ扱いであり、妨害系護符や切札の影響を受ける(サイコロの出目変化や1回休み等)が、CBや切札、護符絡みの妨害は食らっても意味がない。また、たまに様子見して何も起こらないこともある。
鍵山雛
厄をため込む厄神。サイコロで移動する。オーラ範囲は最初は0マスで、ターンごとに1マスずつ大きくなり、能力を発動すると0マスに戻る。
下記の様々な効果のマイナスイベントを発生させる。
・厄神様の戯れ:出目勝負で負けると護符とCBを失う
・厄の輪:プラスマスのルーレットでは最小のもの、マイナスマスのルーレットでは最大のものしか出なくなる
・泣面に厄:次の出目勝負で負けると奪われるものが2倍(CB2倍、2回休み、シンボル2個等)になる
・ポケットに厄:捨てられない・売れない護符「厄の塊」が手に入る(一部護符やボードイベント、3ターン経過で消える)
・厄の目隠し:マスが全て黒くなって見えなくなる(不具合修正のため一時的に発生しなくなっていたが、12/19のアップデートで修正された模様)
出目勝負力が高ければ比較的脅威ではないキャラだが、効果が地味に鬱陶しいので食らわないに越したことはない。
依神女苑
財産を消費させる疫病神。大きな紫のもやがかかったマスへのワープで移動する。オーラ範囲は最初は0マスで、ターンごとに1マスずつ大きくなり、能力を発動すると0マスに戻る。
下記の主にCBに関わるマイナスイベントを発生させる。
・宵越しの銭:所持CBが0になる
・金脈の努め:出目に応じてCBを失う
・大盤振る舞い:出目に応じて他プレイヤーにCBを譲渡する
・気まぐれショッピング:定価の倍の値段でランダムな護符を購入する
食らうとほぼ確実にCBが減る。幸いにも移動する場所ははっきりしているので、マップを確認して上手く回避しよう。
依神紫苑
周囲を不運にする貧乏神。サイコロで移動する。オーラ範囲は最初は0マスで、ターンごとに1マスずつ大きくなり、憑依すると0マスに戻る。
まず範囲内のプレイヤーに憑依し、その次のターンから妨害を開始する。憑依している間は憑依している相手にのみ能力が発動する。
また、ターン経過で強化紫苑に変身し、効果がより強力になる。範囲も周囲1マスに広がる。
もし憑依されても、他プレイヤーと出目勝負して勝利すると擦り付けられる。この時、相手を1回休みにすると巻き添えを食うので注意しよう。
下記の強力な効果のマイナスイベントを発生させる。
・不運の竜巻:ランダムに他のマスにワープ
・極貧の財禍:所持CBが0になる
・破れたポケット/最凶の質流れ:所持護符が全てなくなる
・貧乏技なし:切札のチャージがリセット
・サイコロ貧乏:出目勝負のサイコロ数が1になる
・やる気は損気:移動時のサイコロの出目が1になる
・時は金なし:スタート地点にワープ
・究極の引きこもり:3ターン動けなくなる(護符等は使用可能)
・財産なんて不要:所持CBと護符を全て失う
食らうと確実に悲惨な結果になるのでできるだけ回避し、憑依されたら護符等を駆使して他プレイヤーに擦り付けよう。出来なかったら神頼みだ。紫苑も神だけど
スロットマス-一発逆転か、それとも厄介者か-
ストーリークエスト9編からスロットマスというものが登場する。このマスに止まると、対象人数・継続ターン数・効果名が抽選され、様々なマイナスイベントを発生させるものである。
対象人数は1人・2人・全員のどれか、継続ターン数は1〜3ターンのどれか。
それぞれのマイナスイベントの効果は下記の通り。
・出目勝負禁止:出目勝負ができなくなる
・シンボル値上がり中!:シンボルの購入額が増加
・プラス減少:プラスマスでのCB獲得量が減少
・CB減少:CB獲得量が減少
・CBボーナス減少:CBボーナスが減少
・マイナス増加:マイナスマスで失うCB量が増加
・24.1寸の壁:サイコロを振り、偶数が出ると指定ターン休み
・いつもの調子が出ない…1:弾幕バトルで不利属性(後述)から受けるダメージが更に増加
・いつもの調子が出ない…2:弾幕バトルで有利属性(後述)に与えるダメージが等倍になる
・カメの子のろのろ:移動時のサイコロの出目から-2される
・蝸牛の歩み:移動時のサイコロの出目が2に固定される
・水溜まりの少年心:どこか1マス(シンボルマスを除く)が何も起こらないマスになる
・バトル地点要警戒:バトル地点のレベルが1上昇する
・護符使用禁止:護符が使用できなくなる
・穴あきお財布:ターン終了時に所持CBが減少
スロットマスに止まった当人が巻き込まれることもあり、効果にろくなものがないのでリード時や報酬を稼ぎたい時は止まらない方が無難だ。
クリアルール-クエスト選びはよく考えて-
このようにして戦いを進めていくのだが、ルールにも
・総資産ルール
・ポイントルール
・配達ルール
・レースルール
の4種類が存在する。
総資産ルール
総資産ルールとは、規定量の総資産を稼ぐとクリアとなるルールである。この総資産とは、所持CBにシンボルの値段を加えたものである。
ルールの性質上、比較的速くクリアが可能な反面、ほとんどのクエストのチャレンジ項目に「シンボルをn(1か2)個以上集めてゴールする」があり、早く稼ぎ過ぎると砲石を貰い損ねてしまう。特に2個集めなければならない場合は敢えてマイナスマスを踏む等工夫が必要である。ただし、もたつくと他プレイヤーにゴールされるので注意。
また、稼いだCB量が報酬の量に比例するので、他のルールに比べて報酬量が少なめである。
ターンレートという、早くクリアするとCBがボーナスされ、遅くゴールするとCBが減らされるシステムが導入されている期間限定イベントもあり(通常クエストでは未実装)、その場合は他のルールより報酬を稼げる場合もある。
ポイントルール
ポイントルールとは、このルールでのみ弾幕バトルで勝つと得られるバトルポイントを規定量集めるとクリアになるルールである。
総資産ルールよりは稼げるが、勝利できる弾幕バトル数が限られているので配達ルールよりは稼ぎにくい。
また、このルールのみシンボルを購入すると購入レベルに応じてバトルチームのステータスが上昇する。この際、HP上限も上昇するがHP自体は増加しないので見た目HPが減っているように見えてしまうが、心配しなくても良い。
このルールでは弾幕バトルで勝てないと勝利するのはかなり難しい(他プレイヤーから出目勝負で奪うしかない)上、チャレンジ項目に「味方の戦闘不能回数が1回以下」があるクエストがほとんどなので、バトルチームをちゃんと育成・編成し、お供もよく吟味しよう。
配達ルール
配達ルールとは、マップ上にあるシンボルを規定数購入して集め、出現したゴールマスに到達するとクリアとなるルールである。
マップ上のシンボル数は限られているので、全部買い占めれば他プレイヤーはクリアできなくなり、ターン制限ギリギリまで行動することが可能になる。また、弾幕バトルもバトル地点がある限り何回でもすることが可能である。
こうした理由から、この配達ルールが今のところ報酬を一番稼げるルールである。キャラ育成では周回がほぼ必須であるため、欲しい報酬がある際はできるだけ配達ルールを選ぶと効率よく稼げる。
レースルール
レースルールとは、期間限定イベント「年の瀬!妖怪達の新干支レース」で初登場した、ゴールマスに到達するとクリアとなるルールである。一番双六に近いルールと言える。
今の所期間限定イベントにしか実装されていないので、どれくらい稼げるのか未知数であるが、一番クリアに時間がかかると思われる。
報酬-一喜一憂の時間-
クエストをクリアすると獲得したCB量(総資産量に等しい)に応じて報酬が貰え、更に経験値と親密度が得られる。
報酬には
・キャラ(最低レアリティの星1)
・写し絵(キャラのバトル性能を向上させる装備)
・キャラのレアリティアップのための素材(詳しくは後述)
・キャラのレベルアップに必要になる強化P
・ショップでBGMを購入するための幻コイン
・様々なアイテムと交換できる交換アイテム(期間限定イベント限定)
がある。
報酬は葛籠に入っているのだが、葛籠には通常の葛籠・黒い葛籠・赤い葛籠の3種類があり、後者になる程レア度の高い報酬が入っている。
経験値は一定量が貯まるとプレイヤーランクが上がり、APやフレンド枠の上限、キャラや写し絵の所持枠の上限が増えていく。プレイヤーランクは最大100まで上がる。また、プレイヤーランクが上がるとAPが上限値分回復する。
親密度はキャラごとに蓄積され、一定量が貯まるとランクが上がる。ランクが上がると進化の勾玉と親密度ボイスが交互に貰え、最大10まで上がる。
3.マルチプレイ
東方CBにはマルチプレイという対人戦モードが実装されており、ルームでプレイとマッチングでプレイの2種類がある。このマルチプレイではお供を借りることができず、リーダーとボードメンバー3人で挑むことになる。
また、スタンプが存在し、蒐集要素兼コミュニケーションツールとして使用できる。
ただし、欠点として移動速度が最遅で固定なのと、ボードイベントをスキップできないので、通信待機時間も相まって通常のクエストと比べてかなり時間がかかる。
ルームでプレイ-悪いな、このゲーム4人対戦だから-
ルームでプレイとは、ルームIDを共有することで部屋を作成し、その中で対戦するというモードである。実際に会って戦うも良し、チャットで話しながらやるも良し。APを消費しないという利点もある。ただし、報酬は貰えない。
マッチングでプレイ-ぼっちでも大丈夫-
マッチングでプレイとは、自動的にマッチングされた相手と自動で決まるルールで対戦するモードである。
APを消費するが、勝手に相手を探してくれるので相手探しは楽である。報酬も通常通りもらえる。
また、クリアするごとに経験値が貯まり、一定量貯まるとマルチランクがアップする。最下位でもクリア扱いにはちゃんとなるので、過剰に心配しなくて良い(報酬量は少ないが)。
4.キャラ
実装キャラ-推しのあのキャラいつ出るの?-
現在実装されているキャラの内、プレイアブルキャラはイベント限定・先行登場・実装予定を含めてのべ42キャラ(12/18時点)おり、この他にも放浪キャラや阿求・霖之助等の数人が操作できないキャラとして登場している。因みに私は橙以外のイベント限定キャラと早苗(先行登場)以外はゲットしている。主にガチャのせい
紅魔郷・妖々夢・永夜抄のキャラは大妖精・小悪魔・リリーホワイトを除いて全てプレイアブル実装されている。
また、整数作品の全てから少なくとも1人ずつは実装されているが(12/19追記:鬼形獣の存在をすっかり忘れとった…鬼形獣のキャラはまだ実装されていない)、ラスボス等の有名なキャラはこれから徐々に実装されるだろう。
追記:12/17に放送された東方ステーション ゲーム特集によると、キャラを1から作るのに8ヶ月かかるそうだ。気長に待とう。
詳しいキャラの説明は後編で書こうと思う。
ステータス-編成の際の重要ポイント-
ボードでのステータスには収益率・割引率・出目勝負力の3つがある。
収益率
収益率とは、獲得できるCBに関わるステータスである。この数値が高い程、プラスマスや弾幕バトル、シンボルマスやボードイベントでの獲得CB量が増加する。
稼ぎには重要なステータスで、周回では出目勝負力に次いで重要視される。
割引率
割引率とは、シンボルや護符を購入する際の価格に関わるステータスである。割引率を上げるとシンボルや護符が安くなる。ただ、割引率は現在最大値が4%(期間限定イベント限定キャラを含めると5%)であり、しかも何故かCBボーナスも下がってしまう(追記:この現象はバグだったようだ。現在は修正済みである)ので、正直気にしなくて良い。
出目勝負力
出目勝負力とは、出目勝負におけるサイコロ数に関わるステータスである。出目勝負力の合計値が100上がるごとにサイコロが1個増えるようになっている。
例:出目勝負力の合計が640だと7個、合計が1000だと10個
出目勝負は他プレイヤーの妨害に欠かせないため、最重要視されるステータスである。
属性-些細な間違い、敗北の元-
また、キャラには属性があり、花(桃色)・鳥(緑色)・風(水色)・月(黄色)・陽(赤色)の5種類がある。
主にバトルに関係するもので、下図のような相性が存在する。
花鳥風では、有利属性(矢印の根元側)は不利属性(矢印の先端側)に与えるダメージが2倍、受けるダメージが0.5倍になる。月陽ではお互いに与える・受けるダメージが2倍になる。
バトル編成で属性を固めていて、チームセレクトで間違ってエネミーに対し不利な属性を出してしまうと、弾幕バトルで楽に勝つことができなくなるので、チーム選びは慎重にしよう。もしくは、取り敢えず月属性か陽属性を出しておけば少なくとも与えるダメージが半減することはなくなる。
レベルアップ-ステータスアップの基礎の基礎-
報酬でもらえる強化Pを消費して、キャラをレベルアップさせることができる。レベル上限まで上げるとなると結構な量の強化Pを消費するので、レベルアップは計画的に。
レアリティ-育成の醍醐味-
キャラにはレアリティが存在し、最低ランクの星1から最高ランクの星5まである。レアリティが上がるにつれてレベル上限が解放されて性能が向上する。
さらに星4以上では固有ボードイベント・固有スペルカード・Live2D・ホームボイスが追加され、3Dビジュアルも変化する。
星5になるとキャライラストやスペルカード演出も変化する。
レアリティを上げるためには素材が必要であり、基本的にこの素材を集めるためにクエストを周回することがキャラ育成の主目的となる。ガチャでもらえるキャラと育成したキャラの最終的なステータスは同じなので、心置きなく育成しよう。
素材には属性ごとに勾玉・大勾玉・霊玉の3種類ずつ、全キャラ共通の進化の勾玉と全能の神玉、それと8種類のレア素材がある。
レア素材のそれぞれの名前は、
・開運のお守り(略称:お守り 全能の神玉の右隣)
・亡者の天冠(略称:天冠 最下段左端)
・瓶詰めの霧(略称:瓶/霧 最下段左から2番目)
・不思議なキノコ(略称:キノコ/茸 最下段左から3番目)
・月明かりのタケノコ(略称:タケノコ/筍 最下段右から3番目)
・天狗の羽(略称:羽 最下段右から2番目)
・白紙の経典(略称:経典 最下段右端)
・紫のゴージャストロフィー(期間限定イベント限定キャラ用素材。上図にはない)
である。
それぞれにオススメの周回クエストが存在するので、育成したい方は頑張って周回しよう。時間はかかるがお金の量は少なくてすむ。特にレア素材は中々ドロップしないので何十周もする必要がある。レア素材や全能の神玉程ではないが地味に大勾玉も中々ドロップしない。霊玉よりレア度低いはずなんだがなぁ…
限界突破-性能強化の頂点へ-
ステータス強化には更に限界突破というシステムがあり、お別れ(キャラを手放す代わりにレアリティに応じて幻コイン・キャラ固有のキャラP・レアメダルを得られるシステム)の際に得られるキャラPを消費して各ステータスの上限を突破したり、レベルアップやレアリティアップでは上がらないステータスを上げることができたりする。
現在ボードチーム・バトルチーム共に自前で複数同じキャラを編成することはできないので、キャラ被りは積極的にお別れしてステータス強化に回そう。
5.写し絵
報酬の所でも書いたように、東方CBには弾幕バトルにおける性能を向上させる写し絵という装備が存在する。こちらもレアリティが星1から星5まであり、星5になる程強力な特性を持っていたり、ステータス増加量が大きかったりする。
また、同じ写し絵は合成して強化することができ、Lv.1から最大Lv.5まで強化することができる。最大のLv.5になるとステータス増加量がLv.1の倍になり、特性がついている写し絵ではその特性が1ランクアップする。
また、キャラのレアリティごとに装備できる写し絵が決まっており、星1では装備できないが、星5では最大4個まで装備できる。ただし、同じ写し絵を同じキャラに複数装備させることはできない。
6.ガチャ
ガチャには2種類あり、チャレンジ項目達成やクエストクリア、後述のミッション達成でもらえる砲石を使うレア召喚と、お供を貸し借りすることで得られるフレンドポイントを使うフレンドポイントで召喚の2つがある。
レア召喚からは星3〜星5のキャラまたは写し絵が排出され、フレンドポイントで召喚からは星1〜星3のキャラまたは写し絵、レアリティアップ素材、強化ポイント、幻コインが排出される。
また、レア召喚には期間限定のピックアップ召喚と通常のレア召喚があり、それぞれに「100連で星5キャラ確定」という天井が設置されている。
期間限定ガチャの方は天井が持ち越されないので、今すぐ欲しいというキャラでなければ期間限定ガチャではなく通常のガチャを回せばいつかは星5で出る。もしくは欲しいキャラが出るまで石を貯めよう。待て、しかして希望せよ
7.闘技場
東方CBにはクエストの他にもう1つ、闘技場というゲームモードがある。
これは、攻撃用・防御用それぞれにキャラ4人から成るチームを編成して他プレイヤーと弾幕バトルを行い、勝利すると得られるポイントを貯めてランクを上げ、それに応じた報酬を受け取るというものだ。
自分が攻撃側で敗北するとポイントを失うが、ランクは下がらない。また、高ランクチームに勝利するとボーナスポイントが得られる他、防御側で敗北してもペナルティはない。
通常の弾幕バトルと違う要素としてヒートゲージというものがあり、バトルの序盤では攻撃力が制限されている。バトルが進むにつれて制限が緩くなっていき、最終ターンである10ターン目では制限がなくなる。
この闘技場では対戦相手をランダムに選ばれた5チームの中から選べるのだが、4チームは自分と同じランクの、1チームは自分より1つ上のランクのチームが選び出される。また、1日に2回自動で対戦相手がリセットされる他、1日10回まで手動で対戦相手を更新することができる。
1日に5回まで挑むことができるので、基本的には対戦相手を更新して高ランクのチームに挑み続けるのが最速で最高ランクに到達する方法だ。
8.ミッション
東方CBにはミッションというものが存在し、それぞれ達成すると報酬がもらえる。
ミッションには
・1日ごとに更新されるデイリーミッション
・1週間ごとに更新されるウィークリーミッション
・常に設置されているノーマルミッション
・期間限定イベントの時に追加されることがある期間限定ミッション
の4つがあり、様々なアイテムが報酬として用意されている。
ホーム画面の右下にある巻物のマーク(プレゼントマークと吹き出しマークの間)から内容を確認できる。
9.フレンド
ホーム画面の右下にある握手マーク(吹き出しマークとMENUの間)からフレンドを設定・確認することができる。フレンドになるとお供として出やすくなったり(不具合で一部出ないフレンドもいるが)、お供を借りた時にもらえるフレンドポイントが多くなったりする。
フレンドを登録する方法には
・フレンド依頼欄にいるプレイヤーから登録する=フレンド申請の承認
・非フレンドからお供を借りた時にフレンド申請して、それを承認してもらう
・フレンド検索で直接IDを入力して登録する
の3種類がある。
また、フレンド目録欄とフレンド依頼欄はソートはできるが絞り込みはできないので、特にフレンド依頼欄は時々整理しないと探しにくくなる。
自分のお供は編成メニューから編成できるので、自分なりの最強メンバーを揃えよう。フレンドポイントがより多くもらえるかもしれない。
10.前編の終わりに
ここまで、東方CBにおける基本的な情報をお伝えしてきた。キャラごとの詳しい説明や蒐集要素については後編で書こうと思う。ここまで読んでくれた読者の方々には感謝したい。何しろ13000字超えである。とうげさんのノー動物霊の記事を見て長いと思っていたが、見事にブーメランがぶっ刺さっている
それでは、また後日後編でお会いしましょう!